2015年12月例会

アリスのままで

2014年 / アメリカ / 101分

2015年12月13日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜

徳島市シビックセンター ホール

*主演のジュリアン・ムーアが、本年度アカデミー賞主演女優賞を受賞しました!

アリスがアリスのままでいられるまで、あとわずか。夫と子供たち、そしてアリス自身が選んだ道とは?


50歳のアリスは、まさに人生の充実期を迎えていた。高名な言語学者として敬われ、教鞭をとるニューヨークのコロンビア大学でも、学生たちから絶大な人気を集めていた。夫のジョンは変わらぬ愛情にあふれ、法科大学を卒業した長女のアナと医学院生の長男のトムにも何の不安もなかった。唯一の心配は、ロスで女優を目指す次女のリディアだけだった。ところが、そんなアリスにまさかの運命が降りかかる。物忘れが頻繁に起こるようになって診察を受けた結果、若年性アルツハイマー病だと宣告されたのだ。しかも、子供たちに50%の確率で遺伝をしてしまう家族性なのだ。アリスの家族に突き付けられた苦難…。アリスは気丈に戦うが、今の医学では記憶を失うことは止められない。ある日、アリスはパソコンに自分が残した映像を発見する。かつての自分から自分への「アリスのままで」いるためのメッセージとは…?







2015年11月例会

奇跡のひと
マリーとマルグリット

2014年 / フランス / 94分

2015年11月15日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜

徳島市シビックセンター ホール

19世紀末、
フランスに実在した
もうひとつの
ヘレンケラー物語


聴覚障害の少女たちが暮らす修道院に、目も耳も不自由な少女マリーがやってきた。教育を一切受けずに育った彼女は野生動物のように獰猛で誰にも心を開かない。不治の病を抱え余命いくばくもない修道女マルグリットは、残された人生をかけてマリーに「世界」を与えるべく教育係となる。むきだしの魂と魂がぶつかりあう「戦い」と呼ぶべき教育が始まり、困難の末ついにマリーが言葉を知る日がやってくるが、二人の別れの時間目前に迫っていた…。










2015年10月例会

おみおくりの作法

2013年 / イギリス=イタリア / 87分

2015年10月18日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜

徳島市シビックセンター ホール

イギリス中を旅し、人と出会い、「死」と向き合い、「生きる」ことを知る…。
これは誰もが通過する「生」と「死」についての物語。



ロンドン市ケニントン地区の民生係、ジョン・メイ。ひとりきりで亡くなった人を弔うのが彼の仕事。事務的に処理することもできるこの仕事を、ジョン・メイは誠意をもってこなしている。しかし、人員整理で解雇の憂き目にあい、ジョン・メイの向かいの家に住んでいたビリー・ストークが最後の案件となる。この仕事をしているにもかかわらず、目の前に住みながら言葉も交わしたことのないビリー。ジョン・メイはビリーの人生を紐解くために、これまで以上に熱意をもって仕事に取り組む。そして、故人を知る人々を訪ね、イギリス中を旅し、出会うはずのなかった人々と関わっていくことで、ジョン・メイ自身も新たな人生を歩み始める……。










2015年9月例会

妻への家路
監督:チャン・イーモウ

2015年9月13日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜

徳島市シビックセンター ホール

私の記憶をなくした妻は、今日も隣で私を待ち続ける。この世で最も切ない夫婦の愛の物語。


1977年、文化大革命が集結。20年ぶりに開放されたルー・イエンシーは妻のフォン・ワンイーと再会するが、待ちすぎた妻は心労のあまり、夫の記憶だけを失っていた。イエンシーは他人として向かいの家に住み、娘のタンタンの助けを借りながら、妻に思い出してもらおうと奮闘する。
収容所で書き溜めた何百通もの妻への手紙を来る日も彼女に聞かせ、帰らぬ夫を駅に迎えに行く彼女に寄りそう。夫の隣でひたすら夫の帰りを待ち続けるワンイー。果たして彼女の記憶が戻る日は来るのか?







2015年8月例会

おやすみなさいを
言いたくて
2013年 / ノルウェー・アイルランド・スウェーデン / 118分

2015年8月16日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜

徳島市シビックセンター ホール

娘の誕生日、朝のキッチン、おやすみの時間…
仕事ばかりで家にいられない母は、たくさんの思いを「おやすみなさい」の言葉に託した。


アフガニスタン、ケニア、コンゴ…世界各地を取材で飛び回る報道写真家のレベッカは、常に死と隣り合わせになりながらも真実を伝えるためにシャッターを切っていた。そんな彼女が精力的に仕事に打ち込めるのは理解のある夫マーカスと、しっかり者の長女ステフと、天真爛漫な次女リサ達、アイルランドで暮らす家族のおかげ。日常生活を一緒に送れなくても、すべて上手くいっていると思っていた。あるとき取材のために危うく命を落としかけたレベッカは家族のもとへ帰国する。だが、その時初めて、離れ離れの生活に疲れ果てた夫、思春期のステフの本当の気持ちに気づく。家族のために、人生を捧げてきた仕事をやめると決意するが…。










2015年7月例会

暮れ逢い
2014年 / フランス・ベルギー / 98分

2015年7月12日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜

徳島市シビックセンター ホール

許されぬ恋心…
激動の時代に翻弄されながらも、愛を紡ぐ「大人の純愛物語」

時は1912年。大病を患い、自宅療養を余儀なくされた実業家ホフマイスターの屋敷に、彼の個人秘書として若く才覚あふれる美しい青年フリドリックがやってくる。一つ屋根の下で暮らすうちに、ホフマイスターの若き妻ロットとフリドリックは次第に惹かれあうが、触れあうことはもちろん、愛を口にすることすら出来ず想いだけが募ってゆく。突然、フリドリックの南米への転勤が決まり、お互いに胸にしまいこんでいた気持ちが溢れ出し、初めて素直に想いを伝え約束を交わす。「2年後、戻ってくるまで、お互いに変わらぬ愛を誓おう」。しかし、まもなく訪れた第一次世界大戦によって、彼らの運命は大きく揺れ動く――。 道ならぬ恋と知りつつ惹かれあいながら、決して欲望を満たすことなく、ひたすら相手を想い、愛を全うしようとするふたり。やがて月日が流れ、物語は、太陽が沈むルール・ブルーの暮れあいのときに、美しく荘厳なクライマックスへ。激動する時代の波に翻弄された男女の8年間にわたる“純愛”が、気高くも官能的に描かれる新たな恋愛映画の傑作が誕生した。







2015年6月例会

幸せのありか
2013年・ポーランド・107分

2015年6月21日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜

徳島市シビックセンター ホール

世界の映画祭を大きな感動で包み、数々の観客賞を受賞。美しく汚れない映像と主人公マテウシュの純粋な思いが心に深くしみいる珠玉の名作。



1980年代、ポーランド民主化へと大きく揺れ動いた時代、幼いマテウシュは知的障害と言われ、身体にも重度の障害があり、家族ともコミュニケーションがままならない。しかし、実際の彼は健常者と同じように悩む、ロマンチックな心の持ち主だった。 本作は社会が変動する中、あたたかい家族の愛情に包まれながら、マテウシュが子供から青年へとさまざまな経験を通して大きく成長してゆく姿を描く。
彼の豊かな人間性とともに、みずみずしく点描される人生のきらめきの数々―。淡い初恋、別れ、そして家族の死。新たにおかれた環境では、思い悩み、闘い、そして運命的な出会い。誰もがこれらのエピソードに自らの大切な思い出を重ねることだろう。「生きることの素晴らしさを教えてくれた」と世界の人々を感動させた『幸せのありか』は、マテウシュの懸命に生きる姿をみずみずしく描き、ハンディキャップを抱える人の真実を示すと共に、いつしか観る者の心をも浄化してゆく。
特筆すべきは青年マテウシュを演じたダヴィド・オグロドニク。彼の卓越した迫真の演技に世界は魅了された。純粋な瞳は無言の思いを映し、生きようとする真っ直ぐな姿勢に人々は深い感銘を受けたのだ。















2015年5月例会

0.5ミリ
2013年・日本・196分

2015年5月17日[日]
①10:00〜13:16 ②13:40〜16:56 
③17:20〜20:36

徳島市シビックセンター ホール

「おしかけヘルパー」山岸サワが巻きおこす、
前代未聞のハードボイルド人情ドラマ、怒濤の196分!


ある日、ヘルパーのサワは派遣先の家族から、おじいちゃんと一晩過ごしてくれと言う依頼を受ける。しかもその当日、予期せぬ大事件に巻き込まれた彼女は、いきなり「家ナシ・金ナシ・仕事ナシ」の人生崖っぷち状態に立たされた。サワは生活のため、“おしかけヘルパー”をすることに…。駐輪場の自転車をパンクさせまくる茂ジイさんや、女子高生の写真集を万引きする義男など、サワはワケありクセありのおじいちゃんたちを見つけ出しては、軽やかに家事と介護をこなし、その生活に入り込んでゆく。はじめこそ困惑するおじいちゃんたちだったが、天真爛漫に振る舞うサワに対し、不器用さゆえに社会や家族の中での居場所をなくしていた彼らも、心を開き始める。あふれんばかりの生命力を発しながら、全身全霊でぶつかってくるサワの存在に突き動かされ、“死”に近い場所にいたおじいちゃんたちの“生”が再び輝きだす。
老いは誰にでも等しく訪れる。高齢化社会へと突入し、身近な人や自分自身の老いに戸惑いながら生きている私たちに、「死ぬまで人間は懸命に生き抜くんだ」とスクリーンから叫ぶサワの姿が、“生きること” “人生を全うすること”の本当の意味を教えてくれる。







2015年4月例会

バルフィ!
人生に唄えば
インド版アカデミー賞(作品賞・主演男優賞ほか4部門受賞)
2013年度アカデミー賞(外国語映画賞 インド代表作品)
第5回沖縄国際映画祭(審査員特別賞受賞)

2012年・インド・151分

2015年4月19日[日]
①10:00〜 ②12:40〜 ③15:20〜 ④18:00〜

徳島市シビックセンター ホール

耳が聞こえず話もできないバルフィが、

人生で大切なことを教えてくれた


生まれつき耳が聞こえず話もできないバルフィは、豊かな感情を眼差しと身ぶり・手ぶりだけで完璧に伝える優しい青年。そんな彼に密かに想いを寄せる二人の女性がいた。一人は資産家の男性と結婚したシュルティ。どこか愛情が欠如した関係に悩みを抱えていた中、バルフィと運命的に出会い恋に落ちる。しかし一方で「安定した未来」も捨てきれず、気持ちは揺れ動いていた…。
もう一人は家族の愛を受けずに育った自閉症のジルミル。バルフィとは幼馴染で、ある日偶然再開を果たす。そして、いつも優しくそばにいてくれるバルフィにだけは次第に心をひらいていき…
「恋のリスク」に悩むシュルティ、本能的にバルフィに惹かれていくジルミル…。二人の人生がバルフィの存在によって動き始めていく。バルフィは私たちに人生で大切なことを教えてくれる。それはただひとつ、「相手を想う心さえあれば、互いの瞳を通して愛を語り合うことができる」ということ。心を通わせ、大きな愛に満ちた人生を送る彼らの姿は、観る者の心を大きく揺さぶり、温かな涙を誘うだろう。








2015年3月例会

NO
ノー

第65回カンヌ国際映画祭
監督週間アートシネマアワード受賞
2012年 チリ・アメリカ・メキシコ 118分

2015年3月7日[土]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜

徳島市シビックセンター ホール

若き広告マンが恐怖政治に挑む
命がけのキャンペーン!

これは実話をもとにした真実の物語

ピノチェト政権末期、大統領支持派「YES」と反対派「NO」両陣営に1日15分だけ許された、テレビCMによるキャンペーン合戦。ガエル・ガルシア・ベルナル演じる「NO」陣営に雇われた若き広告マンは、支持派の強大な権力と圧力に身の危険を感じながらも、ユーモア溢れる斬新かつ大胆なCMで恐怖政治と対峙していくのだが…

撮影は、当時の映像とドラマが違和感なく融合していくことを狙い、あえてその時代に使われていたビンテージカメラを使用。ニュースなど実際の映像とフィクションを巧みに交差させ、次第に映画の舞台である80年代を追体験しているような感覚になっていく。






2015年2月例会

リスボンに誘われて

第63回ベルリン国際映画祭
特別招待作品
2012年 ドイツ・スイス・ポルトガル 111分

2015年2月22日[日]
①10:30〜 ②13:10〜 ③15:50〜 ④18:30〜

徳島市シビックセンター ホール

ページをめくるたび、
人生が色鮮やかに輝いていく。

スイスの古典文献学教師ライムント・グレゴリウスは、妻と別れて以降、ひとり暮らしの単調な毎日を過ごしていたが、そんな日々に特に不満も疑問も抱いていなかった。しかしある日、一冊のポルトガルの古書を手に入れたライムントは、その本に魅了され、アマデウ・デ・プラドという謎の著者について知るため、衝動的にポルトガルのリスボンへ旅立つ。旅先でアマデウの家族や友人を訪ね歩き、徐々に明らかになっていくその素顔や人生を知ることで、ライムントもまた、自らの人生と向き合っていく。





2015年1月例会

プロミスト・ランド

マット・デイモン × ガス・ヴァン・サント監督

2015年1月18日[日]

徳島市シビックセンター ホール

大手エネルギー会社の幹部候補であるスティーブ(マット・デイモン)は、マッキンリーという農場以外はなにもない田舎町に、仕事のパートナーのスー(フランシス・マクドーマンド)とともにやってくる。マッキンリーには良質のシェールガスが埋蔵されており、近年の不況に大きな影響を受けた農場主たちから、相場より安く採掘権を買い占めるためだった。スティーヴは町の財政再建の救世主として迎えられたが、予期せぬ障害に行く手を阻まれる。採掘に反対する科学教師と環境活動家が現れ町の人々を説得、採掘の賛否は住民投票によって決められることになった。さらにスティーヴは仕事への信念と情熱を根本から揺るがすような、衝撃の真実を知ることになり…。